20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
柔らかさのある、まるでエキスだけでできた醸造酒のような酒質を目指した──
そう白石さんが語る、今年の「天狗櫻 新焼酎」。
今回分は、"個人的にも期待大"の
"佐保井地区"の新酒となります。
佐保井地区は、白石さんの畑の中でも
最も虫による食害が出やすい区画。
さつまいもは、虫害などのストレスを受けると
防衛反応としてテルペン類などの香気成分を増やします。
それが結果として、人には柑橘の皮やハーブのような香りとして感じられることがあります。
一般的な芋焼酎の造りでは、
この「虫食い由来の香り」はネガティブに捉えられ、
原料選別の段階で虫食い部分は切り落とされることがほとんどです。
しかし白石さんは、
虫食いの香りも畑が発する大切な情報と捉え、
むしろそれを肯定的に受け止め、焼酎造りに活かします。
個人的には、この佐保井地区の焼酎こそが、
「天狗櫻」という銘柄の“おもしろさ”と“美味しさ”を多面的に体現している畑ではないかと思っています。
今年は、芋を蒸してから一日麹化させてから仕込むという工程を採用。
その影響もあり、芋由来のフルーツのような香りと、
味わいの厚み・奥行きを感じる仕上がりになっています。
はっきり言って、めちゃくちゃ美味しいです。
杏や栗、柑橘を思わせる香り。
口いっぱいに、やさしくふくらむ芋の風味。
一般的には、香りや味わいが穏やかになりやすい黄金千貫で、
ここまでフルーツ感が出てくるのは、
無農薬・無肥料で育てられた芋だからこそだと白石さんは言います。
また、一般的な芋焼酎は
芋5:米麹1の比率で仕込まれることが多い中、
今年は芋6.5:米麹1という、芋比率の高い仕込み。
これにより、米由来の劣化臭が出にくく、
「新酒は熟成に向かない」とされがちな芋焼酎の中にあって、
熟成にも十分に耐えうる設計となっています。
熟成によって、さらに美味しくなる──
そう確信しています。
実は今回新リリースの35度の天狗櫻の現在のロットの中身がこちらの新酒(原酒)の35度になっております。水を加えていない原酒の方が、時間をかけた熟成で味が崩れにくく、きれいに育ちます。熟成には原酒がオススメです。
ぜひ、飲み用とは別に“熟成分”も合わせて確保していただけたら嬉しいです。
新酒ならではのお湯割りは言わずもがな最高です。
新酒ならではの旨み成分や油分が、
お湯によってふわっと溶け出すようなイメージで、
まろやかなエキスが身体に染み込んでいくような美味しさがあります。
芋の味わいを素直に感じられる水割りも最高ですよ。
ぜひ一度、お試しください!
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▼造り手紹介
白石酒造【鹿児島】
飲む方に懐かしさ、安らぎなどの余韻を与えられるような焼酎造りを目指しておられる白石さんは、
まさに"感性"で造られる造り手さんです。
芸術にも通じ、
仕込み蔵内には多くの絵画が飾ってあります。
無農薬、無肥料(または自然由来の有機肥料)で芋から栽培されており、
土の微生物や虫、動物など、
いちき串木野の土地の力を最大限に活かして芋焼酎造りをされておられます。
そのようにして造られた芋焼酎は、
どっしりとした力強い芋の香りとまろやかな旨味とコクを感じる仕上がりでたまらなく美味しいです。
”飲み手の方々が土地の味で、自分の焼酎を選ばれるようになるのが夢”、という白石さん。
例えば(飲み手の方が)、「今期は粘土の方だからたくさん買っておこう」などを言われるようになるイメージです。
そういった飲み手の方々が生まれてくるように酒販店として、しっかりと飲み手の方々に伝えて参りたいと思っております。
〈テロワール : 佐保井地区〉
一番虫が多く食害により柑橘のような風味が出る、味わいの多様性に富んだ酒質になります。
堀地区についてはこちら↓↓↓
https://nomiyama-shuhan.shop/news/6267dd5ad175131b60abaaf5
【オススメの飲み方】
お湯割り、ストレート、ロック、水割り
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タイプ/芋焼酎
原材料 /さつまいも(鹿児島県産)、米こうじ(鹿児島県産)
使用芋/無農薬無肥料自社栽培コガネセンガン
麹 /白麹
麹米/2024年産にこまる(いちき串木野の地元農家さんの無農薬米)
蒸留 /常圧
アルコール分/ 25度
容量 /1800ml
蔵元/白石酒造(鹿児島)
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