
新しい伝統はここからはじまる、超土着的かつ唯一無二の芋焼酎
2022年度に誕生した鹿児島の中村酒造場さんから魂の芋焼酎、[the traditional(ザ トラディッショナル)]シリーズと[+innovative(プラス イノベーティブ)]シリーズ。
2023年度は納得がいかずお蔵入りとなっておりましたが、2024年度は中村酒造場さんの造り手の皆さまの想像をはるかに超える酒質となり発売に至りました。
ノミヤマ酒販スタッフ一同で蔵を訪問させていただいた際にも、有難いことに現地でテイスティングさせていただきめちゃくちゃ美味しかったので、ついにご紹介できる機会がやってきたと思うと感慨深いです。
●[the traditional(ザ トラディッショナル)]シリーズ
→「新しい伝統を、これから私達が造り後世に残していこう」という姿勢が込められています。普通はトラディッショナル(伝統)というと、いわゆる"昔ながらの"というイメージになる方も多いと思いますが、ここに"新しい伝統"と持ってこれるのは、"本質的なものづくり"を日々取り組んでおられる慎弥さんだからこその表現だと感銘を受けました。
●[+innovative(プラス イノベーティブ)]シリーズ
→その伝統を誰よりも重んじ大事に想っているからこその、「破壊と再構築」をテーマに取り上げた新しい世界観。「+(プラス)」というのは伝統があるからこその「+革新」であるという敬意の姿勢からです。個人的にはこの「+」に慎弥さんの人間味が凝縮されている気がいたしました。
***********************
(写真右から)
[the traditional]Aqua(アクア)
→アルコール15度、価格2,400円(税抜)
Aqua(水)がテーマという事で、原酒のポテンシャルをこれまでにないレベルまで引き上げることのできる度数に"蔵和水"された低アルコール芋焼酎です。
木苺、グァバやマスカット、ドラゴンフルーツやハイビスカスなど、南国情緒を思わせる陽気な香りに、中盤から後半にかけてレーズンやレーズンや干した木苺のニュアンスを感じます。加水の影響か、割水のミネラル感が香りの輪郭をはっきりさせています。蒸留酒と醸造酒の間をいったようなスムースでドライな口当たりです。
シンプルにロック、ボトルごと冷やしてストレートもおいしいですが、個人的イチオシは"燗"です!お湯割りとも違った優しく沁み入る液体に変容しますよ〜。
***********************
[+innovative]Flare(フレア)
→アルコール40度、価格5,000円(税抜)
Flare(火)がテーマという事で、これは革新的な蒸留法である複数回蒸留を行っているという事で"火"に例えてあります。ただ単に複数回蒸留を行っているだけでなく、特殊な製法を合わせて行う事で、いわゆる昨今の「フレーバー系」の焼酎とは一線を画す仕上がりになっております。
木苺、グァバやマスカット、ドラゴンフルーツやハイビスカスなど、南国情緒を思わせる陽気な香りに、中盤から後半にかけてローズヒップや熟した桃のニュアンスを感じます。2回蒸留の効果もあってか、香りのノイズがとれてよりクリーンな香りと洗練された飲み口となっております。アルコールの高さをまるで感じさせない完成度の高さです。
ロックでゆっくり楽しむのも良し、ソーダやトニックで割ってグビグビ楽しむのもよし!是非お気に入りの飲み方をいろいろ試してみられて下さい〜♩
***********************
▼原料のサツマイモに関して
地元霧島で15年以上自然栽培を続ける、マルメン工房 増田泰博氏が栽培された紫芋の新品種"フクムラサキ"を使用されています。
***********************
▼ボトルデザイン•エチケットに関して
小説やCDジャケットなども手掛けておられる「松井一平」氏のアート作品となります。
アート作品をラベルにされている理由ですが、アート(芸術)に含まれる、ある意味「我儘」「自由」「信念」という思考や概念が、慎弥さんの考える焼酎造りという"ものづくり"にリンクした事が理由です。
アートのように「多くの方に永く愛されて欲しい」というメッセージも込められています。
***********************
中村酒造場さんについて、三種混合麹につきましては是非是非こちらを参照されて下さい↓↓↓
https://nomiyama-shuhan.shop/news/6821ad62f6dd21314caa397b
「知る」ともっと美味しくなりますよ!
***********************
近代的な研究を基に超古来製法で造られた、中村酒造場さんが考える新たな「伝統」のカタチ。
是非是非体感くださいませ!!!