20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
【2015年製】スッキリした甘み
麹米 : ヒノヒカリ(いちき串木野産)
さつま芋 : コガネセンガン(自社畑、種子島産)
貯蔵 : ホーロータンク
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▼熟成原酒(2010年製〜2016年製)シリーズ
他国の蒸留酒(ウイスキーなど)は長期貯蔵により熟成させることが一般的であり、熟成させずに飲むことができる芋焼酎は特異な存在です。
白石さんは芋焼酎を熟成させることでさらに魅力を引き出せないかと考え、2010年から長期熟成用の原酒を貯蔵しておられました。
貯蔵年数が長くなることで芋特有の風味は徐々に薄れますが、微量成分が馴染むことにより、落ち着いたまろやかさ、余韻の長さ、バニリン、さつま芋のグラッセを思わせる独特な甘さなど、フレッシュな芋焼酎とは違った味わいが感じられます。
時を経て2019年から、白石酒造さんでは仕込みに用いるさつま芋が全て自社栽培の芋のみとなった為、製造量の問題から貯蔵用の原酒の確保が難しくなっております。
検討された結果、残念ながら長期貯蔵の取り組みを来年の発売をもちまして一旦終了されることとなりました。
そういった経緯から今回、節目として、これまでの熟成酒の原酒を発売されることになりました。
2010年から5年熟成酒として25度に加水したものを毎年販売しておられましたが、今回ご案内の商品は昨今の白石さんらしく加水する前の原酒でのリリースとなります。
また、原料芋には自社栽培のさつま芋だけでなく、以前契約されていた種子島産のさつま芋も使用したものとなっております。
お好みで、ご自宅でさらに熟成期間を長くするなど、芋焼酎の味わいの変化や可能性をお楽しみいただけることと思います。
若い(といっても8年前)ビンテージは、華やかでまろやかな芋の甘み、古いビンテージは色気のあるビター感と蜜っぽさを感じる事ができます。
飲み比べも楽しいですよ!
是非是非お試し下さい〜。
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▼造り手紹介
白石酒造【鹿児島】
飲む方に懐かしさ、安らぎなどの余韻を与えられるような焼酎造りを目指しておられる白石さんは、
まさに"感性"で造られる造り手さんです。
芸術にも通じ、
仕込み蔵内には多くの絵画が飾ってあります。
無農薬、無肥料(または自然由来の有機肥料)で芋から栽培されており、
土の微生物や虫、動物など、
いちき串木野の土地の力を最大限に活かして芋焼酎造りをされておられます。
そのようにして造られた芋焼酎は、
どっしりとした力強い芋の香りとまろやかな旨味とコクを感じる仕上がりでたまらなく美味しいです。
”飲み手の方々が土地の味で、自分の焼酎を選ばれるようになるのが夢”、という白石さん。
例えば(飲み手の方が)、「今期は粘土の方だからたくさん買っておこう」などを言われるようになるイメージです。
そういった飲み手の方々が生まれてくるように酒販店として、
しっかりと飲み手の方々に伝えて参りたいと思っております。
是非お試しください。
【オススメの飲み方】
お湯割り、ロック、水割り、ストレート
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タイプ/芋焼酎
原材料 /さつまいも(鹿児島県産)、米こうじ(鹿児島県産)
使用芋/コガネセンガン
蒸留 /常圧
アルコール分/ 34度
容量 /1800ml
蔵元/白石酒造(鹿児島)
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